一日数本の電車しか停車しない北海道にある小さな無人駅、ニセコ比羅夫駅に猫駅長がいたことをご存じですか?
彼の名前は“しま太郎”しましましっぽがトレードマークの猫駅長でした。
全国に彼のファンがおり、沢山の方が、しま太郎駅長に会い駅を訪れておりました。
お客さんが駅舎にくると、決まって膝や肩にポンと飛び乗り、いつまでもゴロゴロと喉をならして、心をなごませる。
私も、彼の大ファンで、数年ほどカメラ片手に駅に通い妻をしておりました。
猫が嫌いなひとでも、しま太郎は大丈夫。とても温和な性格の愛されて猫駅長。
そんな彼ですが、2013年の秋、SLニセコ号の共に比羅夫の駅舎から、長い長い旅に出ることに・・・
しま太郎駅長の追悼写真展を開催したときに奇跡がおこりました。(「みんなが愛した猫駅長」カフェ小春堂にて「星になった猫駅長」ニコン札幌サービスセンター)
しま太郎駅長の子どもたちと暮らす方との出会いです。
しま太郎駅長の子どもたちは、2匹おります。名前はミーちゃん♀、クーちゃん♂。
二人の名前の由来は“未来”という言葉をわかちあったものです。
父親である、しま太郎のぽってりとした体つき、ちょっと特徴のある鳴き声。
会うたび、懐かしい気持ちになります。
小さな小さな無人駅で、毎日ホームへ、線路へ、その愛くるしい姿で、人々を癒し続けてきた猫駅長しま太郎、知ってる方は思い出していただけたら、知らなかった方は、そんな素敵な猫駅長がいたことを知ってもらえたら嬉しいです。
彼のことを書いていると、また目から汗がでちゃういます
愛する猫駅長 しま太郎に敬礼っ!