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「家庭内野良猫」

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我が家には、一緒に暮らしているのに触れない猫が一匹おります。
名前は茶トラなので“ちゃー”です。

彼が我が家に来たのは、2013年、当時お手伝いしていた動物保護団体さんからの譲渡です。
野良猫だった彼を保護して去勢手術をし、また同じエリアに帰す予定だったのですが、とても可愛かったこともあり、私が、そのまま自宅で保護・里親探しをすることになりました。
とても頭が良い子で、病院へ連れて行かれたこともしっかり根に持っており(笑)保護してからも、人間不信のまなざしは変わりませんでした。

困った私は、どうすれば人慣れするのか、多方面の方にアドバイスを求めるのでした。
私が保護するときは、うつる病気がない限り、基本、家の中で自由にさせており、ゲージに入れてはどうかという提案をまず採用し、部屋の隅に逃げる彼を、無理やりゲージに入れ、とりあえず様子をみることにしました。

ところが、彼の人相?猫相?は日を追うごとに、うらめしいものへと変貌してゆき、一週間頑張ったところでギブアップ。またまた彼は自由の身となり、保護したときよりも嫌われるという最悪の結果となりました。
幸いなことに、ごはんは食べてくれていたので、元気でいてくれましたが、半径2メートル以内に私が近づくと、バビュンと逃げていく生活が続きました。
私が出来ることは、彼を怖がらせないよう自ら気を遣うことのみ・・・
保護してから5年が経ちました。今も触れません(笑)

これから書くことは、きっと家庭内野良猫と暮らすご家族の方には、とても共感がもてる事だと思います。
家庭内野良猫と暮らしていて楽しい?と良く聞かれますが、意外や意外、実に楽しく暮らしております。
そっと気配を消していると現れるちゃーちゃんを見ないフリを装いながら、横目でチラリ。きっと勇気を出して部屋に来て毛繕いをしているんだろうなって思うと、なんとも愛おしく思えます。
人には近づかない彼ですが、我が家にいる他の猫たちには優しくて、普通に猫団子になっている様子は、ほっこりします。

最近、そんな家庭内野良猫と触れ合える素晴らしい商品が出てきました。
長方形の細長いパウチを押し出すとチュ~~って出てくるアレです。
あの商品のお陰で彼との距離は0センチまで大接近しました。
手から直接食べてくれるだけでも、嬉しいのに、ペロペロと食べる舌が私の指にも・・・
そんな気持ちを言葉にするならば、まさに天にも昇る気持ちです。

 

実は、家庭内野良猫と一緒に暮らしてらっしゃる方って、結構いらっしゃるんですよ
私が通う動物病院で以前6匹中4匹が触れないのよという方にお会いしたことがあります。
触れない猫、懐かない猫、一番猫らしい猫なのではないかと私は思っております。
一緒に暮らしてくれる幸せは、もしかしたら、ベタ子ちゃんより沢山、私に与えてくれているのかもしれません
家庭内野良猫ちゃーちゃんとの暮らしは、まだまだワクワクがいっぱいです。
なでさせてくれたら嬉しいな、お膝に乗ってくれるかな、一緒にお布団で寝てくれる日もくるかしら、彼の顔を見ながらニヤニヤ、今日も妄想する私です。

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